MTBで転倒 鎖骨骨折 自転車保険を請求する備忘録⑤ ~au自転車保険の請求書~

 ふじてんスノーリゾートでMTBダウンヒルで前転し、左鎖骨粉砕骨折

 

 今回は、「au自転車保険」の請求書に関して

 

 手術後1週間で、保険各社に保険金請求書の請求を行いました。

 最も反応が早かったのが「au自転車保険」

 

 

上記のような加入者専用アプリがあり簡単に保険金請求書の請求ができました。

 

更に「電話連絡の都合の良い時間帯を明記して下さい」と指示があり、後日その時間通りにau損保の担当者から電話連絡がありました。

他の保険会社は、まったく電話がつながらないので、これはかなり優秀です。

 

事故の状況や怪我の具合を告げると、数日中には保険金請求書を郵送して頂ける事になりました。

 

実は、au自転車保険に関しては、1つ不安がありました。

ふじてんスノーリゾートのコース内のMTBダウンヒル中の怪我で

保険金は請求できるのか?

 

これは au自転車保険の約款です。

au損保 (au-sonpo.co.jp)

ここに「保険金をお支払いできない主な場合」とあり

「⑧自転車等の乗用具による競技、競争もしくは興行、またはこれらの為の練習をおこなっている間の事故」

と記載されています。

 

ふじてんスノーリゾートは、レースコースではないのですが、常設コースではある為、「これらの為の練習」に該当するか不安でした。

 

電話の担当者からは特に明確な回答を頂けてなく、「傷害保険金請求書に事故の状況の詳細を記入して返送してください」との事でした。

手術費用は入院や雑費も含め150,240円でした。

10万円以上は診断書が必要なので、次の通院時に書いてもらう予定です。

 

あらためて私が加入していたau自転車保険の詳細です。

補償・サービス内容一覧より、手術保険金 「4万円または8万円」とありますが、ヘルメット着用なら8万円になります。

 

うーん、どうやって証明するんだろ?

とりあえず、必要書類をまとめて請求してみます。

 

実は、私はMTB以外にもロードバイクも乗ります。富士山ヒルクライムに参戦したりと、そこそこ走っています。

 

ロードバイクに乗っていると「50kmまで無料搬送のロードサービス」が魅力的で、それが主な目的で「au自転車保険」の「ブロンズ」に加入しました。

 

鎖骨骨折は、ロードバイク、MTBに関わらず、自転車に乗っているなら、確率の高い怪我なので、それなりに乗っている人なら「シルバー」コースがおすすめだと思いました。

 

自転車保険を選択する際、各社それなりに検討したので、鎖骨骨折関連が落ち着いたら、その事もブログに記したいと思います。

 

 

MTBで転倒 鎖骨骨折 自転車保険を請求する備忘録④ ~自宅療養2週間~

 10月4日

 ふじてんスノーリゾートでMTBダウンヒルで前転し、左鎖骨粉砕骨折

 

 今回は、手術後、退院した時の備忘録です。

 まさか、悶絶する程の手術後に、これほど快適な療養生活が待ってるとは想像していませんでした。

 

 10月12日 退院

 10月19日 通院

 

 退院して帰宅。

 歩く振動。笑う振動。車に乗ってる時の振動などで肩が痛みます。

 退院後1日目は、ずーと上半身裸で座椅子を斜め45度にして、横になってました。

 スマホやTVを見る余力もないです。

 

 2~5日目と段々、痛みが和らぎ、スマホやTVを見れる時間が段々増えていきます。手術後5日間は絶対安静がおすすめです。

 

 10月19日 通院して診察。レントゲン、血液検査。

 良好に治っているとの事。

 

 2回目通院費用は1,950円。

 

 10月4日の初診の請求書はこちらです。

 初診費用は17,180円。高かった。

 最初の費用には、胸部圧迫による内臓損傷の可能性もあり、胴体のレントゲンとCTも行っています。

 

 次の通院は10月24日。

 先生より全治2か月と告げられる。

 

 職場の上司と相談した結果、10月末まで有休になりました。

 

 これまで勤続22年。最大でも5連休だったのに、いきなり大型連休を頂きました。

 

 まず、仕事の事を全然考えなくなったので、ストレスがありません。

 逆に、仕事のストレスは、とんでもない大きさだったと認識できました。

 したがって、禁煙はスムーズにできました。

 これまで何度も禁煙は挑戦してきたのですが、1か月~半年くらいで挫折の繰り返しでした。

 喫煙は、骨折治療によくないし、そもそも、健康に良くないので、これをきっかけに禁煙継続していきたいと思います。

 

 旅行の動画編集、漫画読書、映画鑑賞、為替取引など、普段あまり時間がなく、できなかった事がたくさんできました。

 

 そして、保険金請求です。

 私は3つの保険に入っています。

  1. ネオファースト生命
  2. 県民共済
  3. au自転車保険

 保険金の請求なんて勝手がわからないので、電話したのですが、とにかく繋がらないです。

 各社ネットで保険金請求の項目があり、「保険金請求書の請求」は完了しました。

 

 au自転車保険は対応が早かったです。

 保険金請求もネット上で分かりやすくなっていました。

 

 次回は、au自転車保険の保険金請求書に関して

 

    【まとめ】
  • 手術後5日は絶対安静
  • 鎖骨粉砕骨折 全治2か月
  • 鎖骨骨折 初診 17,180円
  • 鎖骨骨折 2回目通院 1,950円

 

 

MTBで転倒 鎖骨骨折 自転車保険を請求する備忘録③ ~手術~

 10月4日

 ふじてんスノーリゾートでMTBダウンヒルで前転し、左鎖骨粉砕骨折

 

 今回は、手術の備忘録です。もう一生忘れないと思いますけど。

 

 10月10日 入院

 10月11日 手術

 10月12日 退院

 

 10月10日 14時 入院

 コロナの影響により、入口でお嫁さんとお別れ。 

 入院着に着替えます。暇です。

 

 16時 

 点滴の針刺します。明日手術なのに早くない⁉点滴ほぼ初めてなんだけど⁉

 いやー痛いっす。ずーと、注射の針が刺さっている状態です。

 

 18時 

 夕食(460円)  マンゴーがめちゃ美味しかった。

 食事中も点滴の針が邪魔。

 

 

 19時 

 点滴の針の痛さに看護師さんに相談したら、

 「じゃあ明日刺しましょう」と抜いてくれました。

    

 21時 

 消灯。ちなみに個室(1日5,000円)です。

 病室の選択の余地はありませんでした。

 人気の病院だと病室は常に満床状態なので、

 このような際に弊害が出るなと思います。

 手術まで1週間かかりましたし。

 個室なんで消灯時間過ぎても電気消さなくてもオッケーでした。

 

 ここから食事制限があります。

 10月11日  

 9時 点滴の針、刺されます。

 

 11時 手術室へ。全身麻酔初めてなので緊張します。

 手術する前に友人、親族などの全身麻酔経験者に色々話を聞いたのですが、

 みんな揃って 

 「麻酔で寝たら、次の瞬間は手術後だよ」

 って言います。

 

 麻酔の先生、優しい方でした。

 「初めてですか。大丈夫ですよ。すぐに寝ちゃいますよ・・・」

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 目が覚めたら、手術後で、手術室でした。

 左肩にアメフト選手のプロテクター並みの絆創膏が貼ってあります。

 麻酔の影響で体全体上手く動けません。

 時間は、14時過ぎです。

 

 病室に戻ります。

 麻酔が段々切れてきます。

 15cm程、肩を切開しているので、まあ、痛いです。

 もはや、骨の痛みなのか、切開の痛みなのかわかりません。

 で、10cmほどのプレートと8本のボルトが埋まっている違和感があります。

 ホチキスの芯のような物20個で傷口を抑えてあります。

    

 17時 全身麻酔はだいぶ切れたので、自力でトイレに行きますがフラフラです

 

 18時 肩の局部麻酔が切れてきます。めちゃくちゃ痛いです。

 すかさず座薬を活用。でも、効かない。

 

 この痛みはいつまで続くんだ?

 

 絶望します。

 

 時間の経過が遅いです。

 点滴の針なんて、まったく気になりません。

 

 19時20時21時22時23時24時 ずーと痛いです。

 看護師さんにロキソプロフェン(痛み止め薬)を頂くが効かない。

 

 1時2時3時4時5時  投薬間隔時間の6時間まであと少し。

 ずーと、めちゃくちゃ痛いです。

 もしかして、数日間ずーと、このまま痛いの?

 悲観的な妄想ばかり膨らんで絶望してたら、寝落ちしました。

 

 7時  目が覚め、少しの睡眠のお陰か、少し痛みが引きました。まだ痛いけど。

 9時  執刀の先生が来て診察。

 手術はとても上手く出来たとの事。

 「なんとか退院できそうだね」と言われる。

 確かにスケジュールどおりだし、病室も満床だし、余程の重篤じゃない限り病室から出なればいけないのだろうと思うが、この痛みの状態では退室したくなかった。 

 

 10時  ボロボロになりながら退院。

 お嫁さんが迎えに来てくれました。

    

 左手薬指見ると、めちゃくちゃ腫れてる。

 全身麻酔の間に結婚指輪を必死に取ってくれたんだろう。

 でも、お土産に切断された結婚指輪を渡されました。

 

【まとめ】

  • 手術後、めちゃくちゃ痛いです
  • 痛みは個人差があるみたいですが、色々調べたら、多くの人は痛がっています。
  • 手術前に私が参考にしたのが、

    www.youtube.com

     

    私と同じ、MTBダウンヒル中に転倒し鎖骨を骨折した「舘兄」さんの動画。

    手術の経過を動画でわかりやすくまとめてあるので、手術前に見ておいて、とても安心できました。でも、舘兄さん。痛がってないんですよね。

 

  次回は、まさかの快適療養生活と保険金請求です。

MTBで転倒 鎖骨骨折 自転車保険を請求する備忘録② ~手術入院するまで~

 

 10月4日

 ふじてんスノーリゾートでMTBダウンヒルで前転し、左鎖骨粉砕骨折

 

 今回は、10月10日手術入院する迄の備忘録です。

 

 10月5日 公休

 10月6日 職場へ行って残務処理と引継ぎ作業

 10月7日~10月9日 有休

 10月10日 入院

 10月11日 手術

 10月12日 退院

 

 ネットで「骨折手術代金」「早く治す方法」「保険金請求のやり方」など、あれこれ調べたいが、体の自由に動けないので検索作業も進みが遅い。

 肩が痛いので、ベットに横たわる事が出来ないので、座椅子で寝るので睡眠も浅く、頭と体の健康状態は、やっぱり良くないです。

 

 そんな中、10月6日に職場へ行き、同僚に謝罪し、残務処理と引継ぎ作業を行いました。

 私の仕事は、メカニック業務が主な為、体が資本です。

 納期を抱えた難易度の高い案件などの引継ぎは、とても恐縮しました。

 

 しかし、上司は、骨折経験あり(バイク通勤中の労災案件)で、今回の私の骨折に関して、とても理解があり、寧ろ上司から有休を活用した療養生活を促されました。

 職場の同僚も、暖かい言葉をかけて頂き、良い職場に恵まれました。

 

 自分で言うのも何ですが、自己分析すると「頑張り屋さん」なので、真面目に仕事をしてきた結果、周りの人間関係も含め、このような配慮を頂けたのだと思っております。

 

 そして、一番お礼を言わなければならないのがお嫁さんです。

 とても良好な夫婦関係なので、車での送迎や家庭の仕事増など、お嫁さんには負担をかけまくりですが、嫌な顔ひとつ見せません。

 このような時は、とても家族の存在はありがたく感じます。

 

 病院の方に手術代金の話を聞いても、

 「まあ、なんとかなりますよ」

 「年収によって免除もあるから心配しなくていいですよ」

 「10万円前後じゃないかな」

 と、明確な回答がなく、ただ、手術が必要だから、それに向けた準備が最優先とばかりに、「手術の同意書」「入院手続き」など、どんどん先に進んでいく感じです。

 

 メルカリ出品でお小遣いを稼ぐ程の倹約家の私からすると、無駄な出費は押さえたいが、体の自由がきかないので言われるがまま状態です。

 

 「入院時の必要な物リスト」を渡されるので、それを買い集めたりとかするのですが、倹約モードが作動して、ドラッグストアに行っても消極的な買い物になってしまします。

 

 手術が終わった今、改めて追加で必要だったと思う物は

 

 結婚指輪、もう20年位前に装着した物で抜けません。

 このまま死ぬまで結婚指輪を装着したままでいいやと思っていましたが、手術の際には、「外してください」との事。

 いや、これ絶対取れないです!指の第2関節よりも指輪の方が小さいですから。

 

 初診の際に、プロレスラーみたいな体格の良い先生が、糸やテーピングなど色々なアイテムを使って指輪を外す事を試みましたが、指からそれなりの出血があり断念。

 

 次回、手術の際に全身麻酔するので、その時に指輪取り再チャレンジです。

 起きたら指もげてたら嫌だなと心配事が一個増えて、全身麻酔の眠りにつきました

 

 【まとめ】

 手術入院までは、療養と入院準備に専念する

 20万円までの余裕資金があればお金の心配はいらない

 逆にない方は、「高度医療費制度」を調べておくとよいです

 そして、ネットで骨折関連を調べるのは、手術後がおすすめです

 あと、手術準備リストに「禁煙」と書いてあります

 

 次回のブログでは、そのあたりを書いていきます

 

 

 

 

 

 

MTBで転倒 鎖骨骨折 自転車保険を請求する備忘録①

2022年10月4日

ふじてんスノーリゾートでMTBのダウンヒル

前転し左鎖骨粉砕骨折

 

MTB歴30年以上の46歳、会社員(妻子あり)。

生まれて初めての大けがです。

備忘録も兼ねたブログとなります。

 

3か月ぶり、ドライコンディションなら1年ぶりのダウンヒル

11:00 1本目で転倒しちゃいました。

 

前転、左肩から強打。

1本目慣らし走行だったので、ネックブレース着けてなかったのですが、幸いにして頭から着地しなくてラッキーでした。

やっぱりプロライダー以外はネックブレース常時装着ですね。

 

転倒した直後は、痛みは感じなかったですけど、肩が上がらなかった。

ふじてんスタッフさんに助けて頂きました。

その場で触診にて「鎖骨折れてるね」と告げられ、三角巾をつけて頂き、ふじてんの軽トラックに愛車(SANTACRUZ V10 アルミ)と一緒に積まれて下山。

悪路で揺れるたびに肩が痛い。

 

ふじてんスタッフさんに近隣の病院が記載された地図を貰いましたが、

「元気なら地元の病院で受診した方が一度で済むよ」と言われ、直ぐに千葉に帰る事を決断。

ちなみに元気がない人は救急車を呼ぶのですが、意識がある限り自分で連絡するシステムみたいです。

 

12:00 地元の有名な整形外科病院に予約の電話を入れる。

13:00 ふじてん出発

17:00 地元(千葉県)の病院に到着。

 

診察。レントゲン、CTの結果、「左鎖骨粉砕骨折」。

手術が必要だが混んでるから1週間後になりました。

2泊3日の入院手術の為、PCR検査、血液検査も追加。

痛み止めの「ロキソプロフェン」と「座薬」を頂いて帰宅。

 

19:30 職場に連絡。

20:00 お嫁さん帰宅で報告。

 

まず、鎖骨折れた事が発覚した直後、仕事の事で頭がいっぱいになります。

「あれどーしよう。これどーしよう」混乱状態です。

 

次に、「お金いくらかかるのかな?」「保険は使えるのかな?」と金銭的な心配です。

そして、回復までのロードマップを考えるのですが、軽く絶望を覚えます。

 

でも、このブログを書いている18日後の現在でいえる事は、全部大丈夫でした。

寧ろ、療養生活を楽しんでいます

 

今後、治療の経過とお金のやり取り、仕事のやり繰りなど書き綴っていく予定です。